寒かった

おはようございます(小声)

普段9時くらいに起きて午後からの授業に行っている私がなぜこんな早く起きているかというと、喉が渇いて目が覚めたからです。そこは烏龍茶を飲んで解決しました。

意外とスッキリ目覚めたのでショートスリーパーなのかも。

目が覚めてなんとなく思ったことがあります。
2015年、色々な意味で良い年だったのかもしれないと。

こう思った理由、それは10月に女川総合運動場で行われた東北JAMでした。
私は元々、同じ高校生パーソナリティーの阿部紗季ちゃん(ざきさん)と行く予定でチケットを購入していました。
すると、東北JAMの数日前になって取材に行くことになり、客席からだけでなく出演者の方々にお話を聞ける事になったのです。

ざきさんはすごくパンクが好きで、よくパンクバンドのライブに行って楽しんでいます。一方の私はというと、実はパンクの事はあまり知らずむしろ苦手ですらあったのです。ひどい偏見ですね。

ただ東北JAMには、そんなパンクをよく知らない私でも名前を知っているほどの有名な出演者がたくさんいて、「女川にそんなすごい人達が来るのか」と思って見に行く事を決めたんだと思います。

ほとんどの出演者の方に、取材に協力していただきましたが、お話を聞いていて印象に残った場面があります。

まずはACIDMANのみなさん。
「女川はいつまでも被災地じゃない」と言ってくれて、嬉しかったです。それは、「女川の外から来た人もそう思っていたのね」という意味と「女川の事をそんなに想ってくれているのね」という意味です。この取材はACIDMANのみなさんが出番を終えられた後に録りました。私がACIDMANの演奏を見て素晴らしいと思ったことを上手く伝えられなかった事だけが後悔です。

そしてもう一つ、印象に残ったのは横山健さんへのインタビュー。
私は、「アーティストとして女川に来た気持ち」など今回に限定することの他に、「1曲1曲の訴えたい事、伝えたい事はどこから来ているのか」などの、単純に自分が知りたい事をたくさん聞けました。
お話を聞いて思ったことは、考えている事はパンクをやっていない人とも一緒、あるいは似ているということ。
表現の方法がパンクというだけで、特別に難しい事を訴えてはいないのだなと思いました。
私たちが思っていても普段言えない事、それを全て発散させるかのようにパンクで叫んでいるのです。私にそれを気づかせてくれた東北JAM、すごい。

東北JAMはとても良い機会でした。ひとつひとつの音楽への理解を深められました。